「ただの痔」そう信じていた。私が感じていた大腸がんの「4つの予兆」

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大腸がんと診断される前の症状

私が大腸がんと診断される前に感じていた、4つの違和感をご紹介します。読者の中で、もしこれらの症状に心当たりのある方は、なるべく早めに医師の診察を受けてください。

私のように手遅れになってからでは遅いですよ。


目次

【血便】「自転車乗りだから仕方ない」という思考の罠

最初にして最大のサイン、それは血便でした。

私は自転車が趣味で、長距離を走って楽しんでいました。サドルと擦れてお尻が痛くなるのはサイクリストの宿命であり、

筆者

また痔になったか

と、何の疑いもなくそう思い込んでいました。

血便の症状は数年続きました。最初のうちは、トイレットペーパーに血が付着する程度。あれ?とは思いましたけど、ついたりつかなかったり。ずっと血が出続けるわけでもなかったので、そのまま様子見してました。

しかし、昨年には便器の水が真っ赤に染まったこともありました。さすがにビビりましたけど、翌日には治ってしまう。「今日はたくさん走ったから傷が開いたんだ」と、自分の中で都合よく解釈してましたね。

【腹部の異常な冷え】布団に入っても、お腹の芯が凍えている

次に現れたのは、尋常ではない「冷え」です。

もともと冷え性とは無縁で、どちらかというと暑がりで汗っかきなわたし。そんな私でも、毎晩、お腹から腰にかけて異様な冷えを感じて、布団をかぶってもたくさん着込んでも体が温まらずに眠れない日が続きました。腰やお腹の奥底が部分的に死んでいるような冷たさなのです。

冷えて眠れないので、ホットカーペットの小さい版(ミニマット)を腰のあたりにおいて、身体を温めながら寝てました。それでも冷たさというか、違和感は消えなかったです。

便秘とお腹の張り

お腹に不快感を感じている女性のイラスト

診断を受ける3か月前から便秘がひどくなりました。もう出すのがひと苦労なのです。便意はあって出したいのだけど、出ない。おならもおしっこをするのもひと苦労なのです。

常にお腹がパンパンに張っているような膨張感もありました。いつものズボンがきつく感じ、ガスが溜まっているような不快感が24時間消えない。

痔が悪化してきたかな・・・そんな感覚があって、

筆者

医者に行かなくては!

と思うようになりました。肛門科に行くか、消化器内科に行くか。最寄りの病院はどこにあるかと探し始めました。

外出先で襲ってくる気分の悪さ

診察を受けよう!と決断したのは、外出先で急に気分がわるくなったり、夜間に5、6回と何度もトイレに駆け込んだりするようになった時でした。自転車に乗るどころか、日常生活を送るのが難しくなってきたのです。

筆者

これは、おかしいぞ

ここまで来てようやく、私は「消化器内科」を受診。血液検査の結果が悪く、紹介状を渡されて行った総合病院で「大腸がんステージ4」と診断されたのです。

医者に行きましょう、手遅れになる前に

もし、あなたがこれを読んで

これ、当てはまるかも、、、

と胸がざわついたなら、どうかその直感を無視しないで、ご家族のため、お子様のために診察を受けてください

病院に行って、何でもなかったら?

それはそれで最高じゃないですか!何でもなければ、「ああ、よかった!」まだまだわたしは元気で健康!と太鼓判を押せばいいのです。それは決して「無駄足」ではないはずです。未来と安心を手に入れることが出来たから。

あと、なるべく早く「がん保険」に加入してください。がんの治療費は高額ですし、治療期間も長くなります。 次のお休み、いや、半休を取ってでも、診察を受けましょう。その一歩が、未来のあなたとご家族を守ることになります。

医師と談笑している患者のイラスト
免責事項

この記事の著者である私は、医療資格を持つ専門家ではありません。本記事の内容は、がん患者としての実体験、医療従事者への質問、国立がん研究センターの情報などを基にまとめたものです。医学的な診断や治療のアドバイスを行うものではありません。ご自身の治療については、必ず担当医にご相談ください。

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