大腸がんステージ4、治療の記録~随時更新中~

治療の記録

こんにちは。「大腸がん日記」の運営者です。 2025年3月、私は「大腸がんステージ4」と診断され、

医師

何もしなければ半年以内

と医師から告げられました。肝臓全体に転移したがんのCT画像を見せられた日のことは、今も忘れられません。

この記事では、あの「余命宣告」の日から現在に至るまで、私が行ってきた全ての治療をタイムライン形式で記録しています。

抗がん剤治療はどんな流れで進むのか?

同じようにがんと診断され、これからどんな感じで治療が進むのかと、不安を感じている方の参考になれば幸いです。

目次

現在の治療状況(2026年4月時点)

病院のベッドで点滴を受けている男性のイラスト
AIイメージ画像

診断から1年が経過した現在も、抗がん剤治療(FOLFOX療法、22回実施)を続けています。副作用による痺れなどはあるものの、割と元気にしてまして、自転車で30kmくらいなら走れるまで回復しています。

抗がん剤をやってなかったら、もうこの世にはいなかったかもしれません。親身になって治療してくださっている医師、看護師の皆さんには本当に感謝です。

【第1章】 大腸がん診断と「余命宣告」まで(2025年2月〜3月)

闘病生活の始まりは「便秘と血便」でした。

治療歴

2025年2月:近所の消化器内科を受診

レントゲン撮影で「大量の便秘」と診断。 念の為に行った血液検査で、異常が見つかります。

リハビリ療法士

大量の便があります、大量です。便秘ですね。

治療歴

2025年3月:消化器内科を再受診

血液検査の結果を聞きに再受診。

リハビリ療法士

血液検査の結果が良くない。紹介状を書くからすぐに大きい病院を受診して下さい。

血液検査の結果はこちら↓

治療歴

2025年3月:総合病院を受診し余命宣告を受ける

地元の総合病院に電話したら、ありがたいことにすぐに診てくれるという。

お昼時でしたが

医師

早い方がいい

というので、昼から午後にかけて血液検査とCT撮影を行う。

その結果、

  • 大腸がんステージ4
  • 肝臓全体へ転移(手術はもう出来ない)
  • (何もしなければ)余命半年

と診断されました。

CT画像で肝臓全体にがんが広がっていることを自分の目でも確認。

肝臓のCT画像(腫瘍マーカー2223)
黒いシミががん(腫瘍マーカー2223)

がんの大きさは13センチ以上。それがいくつもある・・・。もう手術も放射線治療もできないらしい。完全に手遅れ状態でしょうか・・・そのまま入院となり、唯一できること、「抗がん剤治療」の準備を進めることにしました。

【第2章】 抗がん剤治療を始める準備(2025年3月〜4月)

抗がん剤治療を始めるため、急いで必要な処置を行いました。

治療歴

2025年3月:大腸カメラ&サンプル摘出

大腸カメラで内部の確認とサンプルの摘出を行う。すでに大腸を塞いでしまうほどに広がっていた。

衝撃的なカメラ画像(掲載は自粛)で凹んだ。と同時に、

筆者

これは治療をしなければ!

と焦りも出ました。医師も

医師

すぐにでも抗がん剤治療を始めないと、もう危ないですよ

という。サンプル摘出して遺伝子タイプを調べた結果、ベクティビックスという分子標的薬が使えることがわかった。不幸中の幸い、ラッキーでした。

治療歴

2025年3月:CVポート埋め込み手術

抗がん剤治療のためのCVポート埋め込み手術をする。

腕の細い血管では、抗がん剤治療の負担が大きいようで、より太い血管に点滴を行うための入り口を設置するのです。

局所麻酔から覚めた時には、手術は終わっていました。1時間くらいか。

CVポートのイラスト画像
胸にある点滴入り口がCVポート
(画像:看護Roo!

術後は、右胸にウズラの卵のような盛り上がりがあり、首筋まで管が挿入されたのが目視できるし、触れる。

筆者

ああ、なにか埋め込まれてるな

という感じ。

看護師さんのお話では、

看護師

CVポートは2000回くらい繰り返し使えますよ

結構、耐久性があるようです。そんなにしたくないけど・・・

治療歴

2025年4月:ステント挿入手術

大腸がんで大腸が「リンゴの芯」のようになっている画像を見せてもらいました。どうりで便が出ないわけです。そこで、大腸を広げるメッシュ状のステントを挿入する手術を行いました。

横になってるうちに麻酔が効いて、気づいたら終わってました。

ステントのイラスト画像
大腸にステントを挿入した
(画像:看護Roo!

うまくいっていてよかった。

治療歴

2025年4月:胃カメラ検査

食道や胃に転移していないかを調べるために胃カメラ検査を行う。幸い胃がきれいで転移はありませんでした。

治療歴

2025年4月:レントゲン検査

ステントが順調に広がっているかを確認するためにレントゲンで検査。無事に広がっていました。

大腸に挿入したステントのレントゲン画像
メッシュ状のものが挿入したステント

ここでCVポートで切開した皮膚が閉じて落ち着くまで、一時退院となりました。

次回入院からいよいよ抗がん剤治療が始まります。

【第3章】 抗がん剤治療(FOLFOX)開始(2025年5月〜12月)

治療歴

2025年4月:抗がん剤治療(FOLFOX)を始める

家族や親族と相談して、副作用に不安を感じつつも抗がん剤治療(FOLFOX療法:エルプラット、ベクティビックス、5-Fuを点滴投与)を受けることにしました。

予め血液検査、尿検査を行って免疫力が一定以上あることを確認して、CVポート経由で抗がん剤を入れて行きます。全て入れ終わるのに3日間。経過観察を含めて9日入院しました。

入院していた病室のベッド
入院中のベッド

吐き気もなく、食欲も普通。副作用が心配したほどではなくてホッとしてました。この時はまだ、副作用は回数を重ねるたびに強くなってくるものだ、と言うことを知らずにいました。

治療歴

2025年5月:2,3回目の抗がん剤治療

3週間後に2回目、さらにその2週間後に3回目の抗がん剤治療を受けました。

慣れない入院生活、色々と心配だし不安もあってなかなか眠れませんでした。50代を超えると自分を含めていびきが大きくなるんですよね。結構盛大に聞こえるので、耳栓や睡眠用イヤホンは必須だと思いました。

管理人の入院画像
入院中の管理人

また電動髭剃りを新たに用意して持参しました。カミソリは危険物とみなされて持ち込めませんでした。

治療歴

2025年6月:4回目の抗がん剤治療とCT検査(2回目)

CT検査の結果は良好でした。 肝臓に転移したがんが、目に見えて小さくなっていたのです。

肝臓のCT画像(腫瘍マーカー178)
がんシミが薄くなった
(腫瘍マーカー:178)

想定以上に良い結果だったので、

筆者

抗がん剤が効いている!

とモチベーションが一気に上がりました。ただし副作用の脱毛が目立つようになりましt。仕方なくバリカンで自主的に坊主にしました。

治療歴

2025年7~8月:通院治療と副作用の顕在化

2週間おきに、5回目、6回目、7回目、8回目、9回目と治療を進めることが出来ました。

5回目からは入院ではなく、抗がん剤の入ったポーチを肩から下げて自宅で過ごす「通院治療」に切り替わりました。

この頃から副作用も強くなってきましたね。

足指の爪の副作用
爪と指の黒ずみ
  • 指先や皮膚の黒ずみ
  • 肌荒れ(ニキビ) → 皮膚科を受診し、塗り薬を処方
  • 腰の痛み → 整形外科を受診。「骨転移の可能性」も示唆される(結果、一時的な痛みで済みました)

皮膚や指先の黒ずみについては、

看護師

抗がん剤をやめるとスーッと解消していきます

と看護師さんからは聞いています。もちろん個人差はあるようでけど。なるべく早く治療を終えたいものです。

治療歴

2025年9月:10回目の抗がん剤の治療を延期

血液検査の結果、免疫力のバロメーターである好中球の数が975と、治療継続する基準の1000を下回ってしまいました。

医師から、

医師

好中球が1000を切ってしまうと、感染症のリスクが高くなります。今週はやめましょう。

と告げられてちょっとビックリでした。個人的には、

筆者

特に体調は悪くない

という感覚でしたが、知らず知らずのうちに身体が弱っていることがショックでした。

治療歴

2025年9月:3回目のCT検査

3か月おきのCT検査です。肝臓に転移したがんはさらに小さくなっていました。

肝臓のCT画像(腫瘍マーカー16)
小さくなってきた
(腫瘍マーカー16)

それを証明するかのように腫瘍マーカーも下がっていました。

医師

抗がん剤が効いてますね

とりあえず、血液検査の結果はよくないですが、がんは大きくなってないのでひと安心でした。

治療歴

2025年10月:10回目の抗がん剤:ベクティビックスとエルプラット減量

事前の血液検査で、好中球はしっかりと回復(2407)していましたので、10回目の抗がん剤治療を行いました。

ただ、指先のしびれが強くなってきました。

  • 冷たいものを触ると痛みを感じる
  • 字が下手になった
  • ギターが弾けない

医師に相談したところ、

医師

ベクティビックスとエルプラットの量を減らしましょう

と提案いただきました。症状が軽減されることを願います。

治療歴

2025年10月:腹痛で受診、原因は不明

右わき腹の痛みが続いたので、予約なしでしたが診察をお願いしました。

医師

ここ痛いですか?ここは?

と脇腹を押して行くと、「はうっ!」と激痛で声が出ちゃうポイントがあるのです。

念の為にCT検査と血液検査で異常がないか確認したところ、特に骨折などもなく血液検査も問題ないと。便秘も続いていたので、大腸が詰まって腸閉塞になったかと心配しましたが、そうではないようです。

また肝臓ががん細胞に埋め尽くされると膨れて常に痛みが出るようですが、わたしは「押すと痛い」のでそれも違いました。

原因が分からないので、痛み止めを処方してもらって経過観察になりました。この時のCT画像では、がんが白く石灰化しているのが確認できました。

肝臓のCT画像(腫瘍マーカー7)
白く石灰化している
(腫瘍マーカー7)

腫瘍マーカーは7。ついにひと桁まで下がりました。抗がん剤治療の効果が出ています。

治療歴

2025年10月:11回目の抗がん剤治療

わき腹の痛みもいつの間にか治まり、11回目の抗がん剤治療を行いました。

抗がん剤の量を減らしてからしんどさが減ったかも。抗がん剤ポーチを付けながらの外出も多少楽になりました。

抗がん剤のポーチをぶら下げながら、横須賀に出かけたりして気分転換していました。

治療歴

インフルエンザ予防接種キャンセル

体調が良いうちにインフルエンザの予防接種をしておこうと予約しましたが、身体がしんどくなって来ました。

筆者

お腹がパンパンだし、思うように呼吸ができなくて息苦しい。

この状態でインフルエンザ菌を体内に入れたくなくて、予防接種はキャンセルしました。

治療歴

2025年10月:抗がん剤を延期する、しんどい

12回目の抗がん剤治療も延期しました。

筆者

なんだかしんどいです。少し咳も出ます。

レントゲンで肺や腸を確認。抗がん剤の副作用で肺炎となることもあるようで、念の為に調べていただきました。

しかし、

医師

肝臓の位置が少し高めですけど特に問題はなさそうです。血液検査の結果も問題ないですね。

どうすればいいか医師と相談した結果、

医師

無理は良くないので今回は体調が良くない、ということで延期しましょう

と判断いただきました。

いつもの口内炎のうがい薬と、ミノマイシンという皮膚の炎症を抑える薬のみ処方してもらって帰宅しました。

治療歴

2025年11月:12回目の抗がん剤治療、エルプラット中断

副作用で手が痺れ、文を書くのが辛い。どうしても上手く書けない。診断されるまで、月一で習字に通っていましたが、年明けから体調不良になってずっとお休みしています。この調子だと再開はだいぶ先になりそう・・・

医師に相談した結果、

医師

しびれの原因となるエルプラットを中止しましょう

と提案いただきました。その他の薬剤(ベクティビックス、5-Fu)は変えずに継続投与です。

あと気になる点もあって血中酸素濃度が低いのです。何回計測しても92~93なのです。

看護師

深呼吸してください

頑張って息吸って94~95なのです。どうしたものか。

治療歴

2025年11月:ステントが行方不明に

4月に大腸に挿入手術したステントが先月から行方不明になっています。10月に撮影したレントゲンやCTで確認できないのです。

可能性としては、

  • がんが縮小して自然と排出されてしまった、
  • 腸の働きで少しずつ押し出されて出てしまった

の二つ。医師からは、

医師

トイレ詰まらなかった?

とトイレの方が心配だったよう・・・身体のことは特に聞かれなかったので、あまり心配がいらない状況なのかもしれません。

その後、やはり多少便の出にくさを感じます。一日のうちに3回くらいかための便が下剤なしで出ているのでしばらく様子見します。

治療歴

2025年11月:皮膚科を再々受診、肌の乾燥がひどい

空気が乾燥してきて保湿クリームを使う量が増えました。薬をもらいに皮膚科を受診しました。この皮膚科で処方されたクリームと市販のニュートロジーナでケアしています。

看護師さんは、褒め上手です。

看護師

ベクティビックスを使っているのに肌がキレイですね

こう言われると、

筆者

よし、これからも保湿クリームでしっかりケアしよう!

と決意してしまう単純なわたしです。

治療歴

2025年11月:抗がん剤治療を延期、血液検査でNGに

体調は悪くないものの血液検査の結果がよくない(総ビリルビンが高すぎる)ので、13回目の抗がん剤治療は延期になりました。

わたしの主治医は決して無理に抗がん剤を投与しないところがいいです。安全運転なので安心です。

手足のしびれは相変わらず続いています。寒くなってきたので手袋をするようになりました。そしてこの週末から趣味の自転車を再開しました。

遊行寺の銀杏とRAIL ACTIVE
遊行寺の銀杏と愛車

早速筋肉痛になっています。

治療歴

2025年11月:エコー検査

血液検査で「総ビリルビン」の数値が1.2と高かったため、念のため翌日に腹部エコー検査を受けました。

医師

肝臓で作られた消化液(胆汁)は、「胆管(たんかん)」を通って腸へと流れていきます。この胆管のどこかが石などで詰まってしまうと、流れが悪くなり、行き場を失ったビリルビンが血液中に漏れ出して数値が上がるのです。

今回のエコー検査は、その「胆管」が詰まって太くなっていないか、出口である「十二指腸乳頭(じゅうにしちょうにゅうとう)」までの流れ道に異常がないかを確認するためのものでした。

結果は、肝臓内にがんや嚢胞(ほうのう:水たまり)が複数認められるあるものの、胆管には問題ないとのことで抗がん剤治療を継続することになりました。

※翌週には総ビリルビンの数値が0.9まで下がりました。一時的な上昇だったようです。

治療歴

2025年11月:13回目の抗がん剤治療

総ビリルビンが正常値内に戻ったので、13回目の抗がん剤治療を行いました。相変わらずFOLFOX療法でエルプラットを除く、6つの点滴を投入しています。今回は友人も一緒で心強かった。

ちなみに今投与している分子標的薬(ベクティビックス)が副作用などで投与できなくなった場合、次に使うことになる抗がん剤について看護師に聞いてみました。

看護師

次のは脱毛症状が強く出る抗がん剤なんですよ。眉毛も無くなるかも・・・

筆者

んん、なるべく避けたいな・・・

なんとかして抗がん剤のステージを進めないよう保湿のモチベがあがりました。

ちなみに、前回低すぎた酸素濃度ですが、今回は96~99と良好な数値でした。

気分転換で念願の京都旅行にも行きました。

紅葉の清水寺
紅葉真っ盛りの清水寺

素晴らしい紅葉でリフレッシュしてきました。

治療歴

2025年12月:14回目の抗がん剤治療

血液検査の結果が良好だったので、14回目の抗がん剤治療(FOLFOX療法)を行いました。現状感じている副作用は、

  • 手足のしびれ
  • 足首の痛み
  • 肌荒れ(顔と指先)

の3つ。足首の痛みは医師に伝えるのを忘れてしまったのですが、薬剤師さんの話によると、

看護師

抗がん剤の副作用の可能性もります

とのこと。痛みが続くようなら医師に相談して検査をしてもらおうと思っています。

あと抗がん剤治療中に「デカドロン」という吐き気止めの薬をこれまで処方してもらっていましたが、そもそも吐き気は感じてなかったのでやめることにしました。

治療歴

2025年12月:皮膚科を受診

保湿クリームがなくなってきたので、皮膚科を受診して処方してもらいました。医師に診察してもらったところ、

皮膚科医師

かなりキレイになりましたね。よく効いてますね。

とのことでした。しっかりケアするとやはり違います。市販の保湿剤については、

皮膚科医師

処方薬を超える効能があるものはないですよ

と教えてもらいましたので、今後も処方薬メインで使っていきたいと思います。

治療歴

2025年12月:4回目のCT検査

年内最後の抗がん剤の前にCT検査を行いました。結果は良好で、肝臓に転移したがんが小さくなっていました。それでもまだ4センチ以上あります。やはり「がん細胞」はなかなかしぶといですね。

医師の話では、血液の数値もよく、体調も良く、がんも小さくなっているので、

医師

このまま治療を続けましょう

とのことでした。

治療歴

2025年12月:15回目の抗がん剤治療

年内最後の抗がん剤治療です。抗がん剤治療をするといつも便秘に悩まされましたが、今回は便秘もなく体の膨張感や息苦しさもありません。吐き気を抑えるデカドロンをやめたせいか、二日目に多少吐き気があった程度でした。

今年はがんになり、父が亡くなり、子どもたちの就職や受験など、激動の一年でした。それでも何とか新年を迎えられそうでよかったです。年内最後の受診、お世話になった看護師さんに挨拶もできてよかったです。

皆様もよいお年を。いつもありがとうございます。

【第4章】 大腸がん、治療2年目に突入(2026年1月〜)

治療歴

2026年1月:16回目の抗がん剤治療

新年最初の抗がん剤治療です。前日の血液検査の結果では、白血球が6000台にまで回復、腫瘍マーカーも4.2まで下がっていました。

血液検査の結果はこちら

自転車に乗ると体力の回復を実感できます。処方薬の下剤をちゃんと飲んでいるせいか、便がよく出ますね。

でも良いことばかりではない、、、皮膚の炎症が今回は強めです。保湿剤を塗っても塗っても追いつかないくらい肌が乾燥します。痒みもあって辛いところです。

最近気を付けていることは、

  • 納豆、海藻類(もずく酢、もしくはめかぶのパック)を毎日食べること!
  • 毎日運動!でも激しすぎないように楽な範囲で。
治療歴

2026年1月:17回目の抗がん剤治療

血液検査の結果は良好で、体調もいい感じ。毎日自転車で買い物に行かれるようになりました。ただ、皮膚の炎症(湿疹と乾燥、かゆみ)がこれまでより強く出ています。

抗がん剤(ベクティビックス)の湿疹
太ももの湿疹

医師に相談したところ、

医師

ベクティビックスを一回パスしましょう

となりました。ベクティビックスがないとなんか身体が楽です。抗がん剤の日帰り投与も短時間で済んだのでラッキーでした。いつもは私が最後でがん仲間を見送るのですが、今日は

筆者

お先に!

と帰ってきたのでした。

治療歴

2026年1月:皮膚科を受診(5回目)

ベクティビックスを抜いたのに皮膚の症状があまりよくならないので、皮膚科を受診しました。

具体的には、足の裏の皮膚の皮や指先がパックリと裂けていて、歩くと痛い。手の指先も同様で、何をするにも地味に痛い。より強いステロイドの薬(クロベタゾールプロピオン酸エステル軟膏)を処方してもらいました。

あとはなんか疲れがあります。自転車の乗りすぎなのか、副作用なのか。あとは代謝が落ちているのか、運動しても体重が落ちませんし、汗も相変わらず出ません。治療前とは、皮膚や体質が変わった感じがします。

外を走り回っているせいか顔もどんどん黒ずんできています。日焼け止めを塗っていますけど、効果はいまひとつですね。

治療歴

2026年2月:18回目の抗がん剤治療

血液検査の結果は、白血球が7500まで増え、好中球も6000と絶好調。ですが、、、皮膚科を受診(5回目)で書いたように、皮膚の状態がよろしくないです。足裏と指先のひび割れで日常生活に支障が出始めています。特に歩きにくさを感じます。

日常生活をサポートするための抗がん剤で日常生活がこんなになるのは本末転倒なので、

医師

今回もパスして回復させましょう

となり、前回同様、5-FU(+レボホリナート)のみ行うことになりました。

皮膚の症状については、処方薬を塗ってます。看護師さんから、

看護師

「たっぷり」よりも「こまめに」

とアドバイスいただいたので、意識していきたい。それ以外は、便秘もなく睡眠もとれているので、悪くはない感じです。引き続き様子見します。

治療歴

2026年2月:19回目の抗がん剤治療

血液検査の結果は、白血球が7500→4570とかなり減って、好中球も6000→2330と半分以下に。ちょっとメンタル的にもブルーな時期もありました。

肌の調子があまりよくないので、引き続きベクティビックスはパスして、5-Fuのみの投与です。処置自体は順調で、いつもどおり看護師さんとおしゃべりしたり、1時間くらい昼寝したりして過ごしました。

あいかわらず顔は黒ずんでいます。医師や看護師さんに聞くと、

医師

やめたからと言って一気に肌が白くなるわけではないんです

看護師

やめた方は肌も白くなって皮膚も回復していますよ

とのことなので、チャリで外を走り回っているせいかな。これ以上日差しが強くなったらインドアや夜間走行にしようかと検討中です。

湘南海岸のサイクリングロードにて、クロスバイクと富士山
外を走って体力づくりと気分転換してる

外を走るのが最高に気持ちいいので悩みます。

個人的な感覚ですが、下剤を飲まずとも便が出るようになってきたので、大腸がんが小さくなってきている気がしています。ここ2週間くらいは、夕食後だけの下剤服用で快便なのです。

看護師

小さくなってくると皆さん薬を減らしていきますよ

とのことなので、いまのところ順調なんだと思います。

治療歴

2026年2月:風邪をひいて内科を受診

天皇誕生日の日、朝起きたら喉がヒリヒリと痛かった。風邪をひいたらしい。二日前に東京に出かけた時にもらってきたようです。

増上寺と東京タワー
増上寺と東京タワー

その翌日には、のどの痛みだけでなく、咳、頭痛、鼻水、微熱と急速に悪化しました。そもそも風邪を引くのは久しぶり。やっぱり免疫が下がっているのか?と凹む。

念のために医者に行きました。お世話になっている看護師さんに状況を説明して、インフルエンザ、コロナの検査を行いました。結果は陰性。鼻水と喉の薬、そして解熱剤を処方してもらって帰宅。

それにしても悪化するスピードが速くてちょっと怖かったです。

治療歴

2026年3月:20回目の抗がん剤治療は延期

血液と尿検査では問題がないものの、風邪が完治せずに鼻声な状態。医師に相談したところ、

医師

抗がん剤治療は無理せずに延期しましょう

となりました。痰が絡んで咳も出ます。そのせいかあまり眠れずに、なかなか回復しません。無理せずに様子見するしかなさそうです。

あと、左足の親指の爪が変色&変形してます。医師にも確認してもらっています。どうなっているのかは不明。その他は、食欲もあって快便なので、早めに風邪を治したいところです。

治療歴

2026年3月:CT画像検査

定期的に行っているCT検査、今年に入ってからは初めてでした。いつも通り、ヨード造影剤を注入しながら撮影しました。毎回、身体がカーッと熱くなりますね。

結果は、、、

CT画像検査の結果、肝臓転移の大腸がん(腫瘍マーカー2223と4の比較)
昨年3月(左)と今回(右)の結果
医師

順調に小さくなっています

とのことでした。腫瘍マーカーの数値とも連動しているようで安心しました。今年に入ってからは量を減らしたり、やらなかったり、サボり気味でしたけど、小さくなっていてよかったです。

治療歴

2026年3月:20回目の抗がん剤治療

早いもので、もう20回目です。今回は中断していた分子標的薬(ベクティビックス)も投与。ただし、副作用を抑えるために通常時の6割の量に抑えました。

東日本大震災から15年の日でもあったので、点滴を受けながら、当時の状況を看護師さんから聞いて、忘れられない「あの日」を振り返っていました。

足指の爪がめくれあがっているので、明日は皮膚科に行きます。明後日は、抗がん剤の点滴を外しに病院にいくので、今週は週4病院。もう病人生活になっています。

投与後、いつも通り便秘になっています。あと今回はめまいをいつもより強く感じています。

治療歴

2026年3月:皮膚科を受診(6回目)

左足の親指の爪がめくれあがってしまった。

左足の親指の爪がめくれあがった画像
爪がめくれてしまった(左足の親指)

靴下を脱ぐときに引っかかって悪化する前に、受診してどうしたらいいのか相談しました。

皮膚科医師

めくれあがっている爪を切ってしまうこともできるけど、そうすると切ったところの淵が痛む可能性がある。もし痛みなどがないのであれば、このまま伸ばして、ヒラヒラしてきた段階で切った方がいいと思いますよ。

とのことでした。痛みはなかったので、このまま様子見することにしました。ひっかかり対策としては、

皮膚科医師

絆創膏をまいて保護しましょう

とアドバイスいただきました。

治療歴

2026年3月:21回目の抗がん剤治療

21回目の抗がん剤治療を行いました。今回も6割量の分子標的薬(ベクティビックス)です。目の前がグルグルとまわるめまいを今回感じていましたが、いつの間にか治っていました。

医師の話では、

医師

気にしなくていい

とのことでした。以前に「良性発作性頭位めまい症」になったことがあって、確かにそれと同じような症状でした。

現段階で感じている主な副作用は、肌のかゆみと手の皮膚のひび割れです。ペットボトルを開けたら、親指の根元の皮が少しですが裂けてしまいました。

ひび割れた皮膚
親指根元のひび割れ
筆者

悲しいし地味に痛い・・・

元々肌は弱い方なので、他の方よりも切れやすいかも。念入りに保湿剤でケアしないと。

ちなみに、3月27日(金)で「何もしなければ半年」という余命宣告からちょうど1年になります。右往左往しながらの、あっという間の1年でした。状況は改善していると信じたいですが、Xデーは確実に近づいているのでしょう。緊急入院となった「あの日」のことは、この先、一生忘れることはないと思います。

また「多くの人に支えられている命」を痛感した1年でもありました。特にお世話になっている病院の医師や看護師さん、医療スタッフさん、みんな素晴らしくて本当に助けられています。わたしは「病院に恵まれた、幸せながん患者」だと思います。

治療歴

2026年4月:22回目の抗がん剤治療

私用により三週間ぶりの抗がん剤治療です。めまいが時々あり、気分が悪いせいか治療へのモチベーションが低い。やはり良性発作性頭位めまい症なのかと思います。

血液検査の結果から、貧血でもない(赤血球数は472)ようです。

それよりも医師の話では、

医師

抗がん剤の継続投与により三半規管の機能が低下している可能性があります

とのこと。なんだか地味にダメージが積み重なっているようです。治ることは期待できない気もして少し凹みました。

モチベーションが低く、GWに向けて少しでも体調を整えたいこともあってベクティビックスはパスしました。

次回はGW明けになります。体調がよくなっていますように!

今後の予定

今後の治療予定

2026年5月:23回目の抗がん剤治療

今後の治療予定

2026年6月:CT画像検査

まとめ:治療は続いていく

私のがん治療は今のところ順調に進んでいますが、白血球が足りなくなったり、体調が悪くて延期せざるを得ない時期もありました。息苦しくなってお腹に痛みが出たり、副作用に苦しんだり、抗がん剤治療は「山あり谷あり」です。

今回ご紹介したタイムラインは、あくまで私個人の一例に過ぎません

しかし、これから治療を始める方にとって、 「こんな流れで進むんだ」 「こんな副作用が出て、こう対処するんだ」 という一つの「実例」として、役立てていただければ幸いです。

治療の記録は、これからも随時更新してまいります。

免責事項

この記事の著者である私は、医療資格を持つ専門家ではありません。本記事の内容は、がん患者としての実体験、医療従事者への質問、国立がん研究センターの情報などを基にまとめたものです。医学的な診断や治療のアドバイスを行うものではありません。ご自身の治療については、必ず担当医にご相談ください。

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