抗がん剤治療中の外出で一番困るのは?私の場合は吐き気でも倦怠感でもなく、トイレです。
大腸がんステージ4で抗がん剤治療(FOLFOX療法)を30回以上受けてきましたが、頭の中に常にあるのは「お腹の調子はどう?」です。
健康な人なら朝一回トイレ(大)に行けば、その日はほぼ大丈夫でしょう。私の場合は1日に少なくとも5、6回はトイレに行きます。下痢をしているわけではありません。がんで出口が塞がり気味なのでスムーズに出ず、小分けになるのです。お腹は常に張っている感じ。食べると少し息苦しくなります。
ここでトイレに行き、少しでも出ると多少楽になるのです。そしてまた1、2時間後とかに苦しくなってきてトイレへ。私の場合はこの繰り返しなんです。
逆に言えば、辛いのはこれだけとも言えるので、京都旅行などお出かけも可能。自転車にも乗れています。
この記事は、そんな私の治療しながら外出するための工夫と実感を書き残したものです。
外出中のトイレ問題|2時間おきに行く
大腸の一部ががんで狭くなっているので、便がスムーズに通りません。一度に出し切れず、少量ずつ何回にも分けて、辛うじて出しています。
その結果、1日5回以上は必ずトイレ(大)へ、、、。特に外出中はよく歩くので、お腹の張りや違和感を感じやすいです。
水彩画の個展に出かけた時は、最寄り駅、新宿駅、会場に入る前後、トイレに駆け込みました。

乗換駅、食事前後、コンサート前後もトイレへ。ホントによく行きます。しかも毎回しっかり出る・・・。


お芋博でも食べてトイレへ。妻の買い物中にもトイレへ。帰宅後も寝る前も・・・。

私のトイレ対策は「早めに行く」の一点
トイレ対策、何も特別なことはしてません。オムツも使わずに、普通のパンツ履いてます。ただ、少しでも違和感や気分の悪化を感じたら、すぐにトイレへ!だけ守っています。
我慢しない理由は2つあります。
ひとつは、公共交通機関で周囲に迷惑をかけたくないから。電車やバスを止めたくないです。だから少しでも「あやしいな」と感じたら、早めに途中下車してでもすぐにトイレに向かいます。
もうひとつは、腸閉塞の予防のためです。無理に我慢して詰まってしまうと、破裂して緊急手術になりかねない。出すチャンスは逃さない!
同行する家族にもこの方針は伝えてあるので、「トイレ行ってくる」と言えば即座に理解してくれます。旅行中も観光中も、トイレ最優先。これが外出時のマイルールになっています。
抗がん剤治療の合間の外出記録
抗がん剤治療の2週間サイクルの合間に、旅行にも行きました。
2025年11月:京都旅行へ
13回目の治療後、京都に行きました。この時は抗がん剤ポーチなしです。2週間の抗がん剤サイクルの後半(投与後7〜10日目あたり)、体調がいい時期を狙って日程を組みました。

真っ赤に紅葉した清水寺、美味しい食事、目新しい風景。がん患者でもこういう体験ができるんだ!素晴らしい景色を楽しめるんだ!と嬉しくなりました。1日2万歩くらい、とにかくよく歩いた。
もちろんトイレは常に気にしてましたよ。「食事とトイレ」は必ずセット。各駅でもトイレは必須。新幹線でも、通路側に座ってすぐにトイレに行けるようにしてました。
軽井沢へ
抗がん剤治療の合間に軽井沢まで行きました。親戚の結婚式に参加するためです。

前泊して時間にゆとりを持つように準備しました。相変わらず、トイレには何回も行きました。地元駅、東京駅(乗り換え駅)、軽井沢駅、アウトレット、式場、、、。すべての滞在先は網羅したはず。新幹線内ではいきませんでした。無事に帰宅出来てひと安心しましたよ。
それにしてもお二人の幸せそうなこと!ハッピーオーラをガッチリ頂いて帰ってまいりました。
自転車に乗ってリハビリを!
体力維持のために、私は自転車に乗っています。医師や看護師さんにも「体力維持のために運動は大事」と言われています。乗らない日よりも乗った日の方が気分がスッキリします。
再開したころは、約20km走って早速筋肉痛になってましたね。

徐々に距離を伸ばして湘南海岸へ。景色が最高です。

毎日の買い物も自転車で行くようになって、習慣化しています。
外出を続ける理由
トイレの心配、体力の不安、免疫低下による感染リスク。外出しない理由はいくらでも作れます。
でも、私は出かけたい。
その方が、生きてるって感じがするから。

