抗がん剤で落ちた体力を取り戻したい|歩きと自転車の記録

抗がん剤で落ちた体力を取り戻したい!と書かれたイラスト

抗がん剤治療中のリハビリ、何をどうしたらいいのか?私もよくわかりませんが、自分なりに歩いたり自転車に乗ったりしています。血行を良くするために、体力を落とさないために。

この記事は、そんな私のリハビリ記録です。

目次

どれくらい体力が落ちたのか

以前から自転車が好きで、日々乗っていたのです。オンラインのバーチャルサイクリングアプリZwiftで、世界の仲間と自転車こいで楽しんでました。

具合が悪くなって病院へ行き、がんと診断されて入退院を繰り返し、治療を続けること1年半。ステージ4なので終わりがなく、まだまだ治療は続きます。

ブランクを経て、久しぶりにZwiftをしたら、漕ぐ力(パワー)がざっと半分くらいになってました。以前は余裕だったゆっくりペースでも、心臓がバクバクして苦しい・・・。

参考までに、具合が悪くなってやめる直前と復帰1回目の走行データを記載しておきます。

2024年10月12日2026年4月4日
距離84.5km2.6km
時間2時間29分7分
内容ZwiftのレースZwift復帰の1本目

やめる直前、実は、この約84kmのレースで優勝してました。初心者カテゴリですけどね。復帰後は、2kmちょっとで疲れてやめてます。とんでもない衰えに言葉も出ませんでした。

治療が始まってからの体力づくりの記録

抗がん剤治療を始めたのは2025年4月17日です。そこから自転車に再び乗るまでに7か月かかりました。実は乗れないこともなかったのですが、入院中に体重は約5kg減って脚もほっそりしちゃって、

もし、

  • 走ってる途中で具合が悪くなったら、
  • 急に容体が悪化して転んだりしたら、

そんなことが気になって乗れなかったのです。帰って来れなくなったら、みんなに迷惑かけちゃうので。

なので、ひたすらウォーキングしてました。ご近所をウロウロするだけですけどね。少し遠回りしてスーパーに行ったり、みなとみらいのあたりを家族と散歩したり。

夏あたりから県内のイベントなどに積極的に出かけるようになりました。腫瘍マーカーも下がって、炎症を示すCRPも落ち着いたからです。

下のグラフは2025年4月からのウォーキング、サイクリング、室内リハビリ(Zwift)の走行距離グラフです。

月ごとの距離の内訳。ウォーキング、自転車(外)、自転車(室内)
2025年4月17日〜2026年8月。月ごとの距離を、ウォーキング・自転車(外)・自転車(室内)で分けたもの

下は腫瘍マーカーの推移です。

腫瘍マーカーCEAの推移。2025年3月2223、5月762、6月178、7月68

大腸がんステージ4の血液検査データ全公開|CEA腫瘍マーカー2223→12.5の推移

ウォーキングをした記録

遠くのスーパーに歩いて買い物に行ったり、なるべく階段で歩数を増やしたり。ウェアをバッチリ決めてのウォーキングではなく、散歩の延長のような感じで日傘さしながらゆっくり長く歩いてました。

ウォーキングの回数、時間、距離は、スマートウォッチで記録してました。

本数合計時間合計距離
2025年4月9本6.7時間22km
5月1本1.8時間7km
6月3本3.1時間7km
7月3本3.2時間9km
8月24本18.3時間117km
9月30本31.9時間107km
10月25本23.2時間95km
11月20本13.3時間42km
12月5本3.9時間14km

5月から7月は、3か月で7本です。8月に24本・117kmへ増えています。9月が30本・31.9時間でいちばん多く、自転車でのリハビリを始めた11月以降は減っていきます。

自転車に乗った記録(2025年11月~)

山下公園からみたみなとみらいとクロスバイク
クロスバイクでみなとみらいへサイクリング

3月に入院してから自転車に乗るまで7か月半かかりました。帰れなくなったら困るので、市内の近場を走ってました。そこからコツコツと距離を伸ばして、月に1000km走れるようになったのは、さらに6か月後でした。

本数合計距離
2025年11月7本89km
12月12本230km
2026年1月21本482km
2月18本426km
3月21本319km
4月44本777km
5月52本1,205km
6月60本1,195km
7月45本959km
8月43本975km

パワーはかなり下がってますけど、また自転車に乗れることが何より嬉しいです。自転車は子どものころから好きなので。

外を走らなくなり、レースも引退した

2026年の4月からは、ほぼインドアのみとなっています。抗がん剤の副作用で肌が真っ黒になってきたから・・・。ウォーキングは日傘を差せたのですがチャリは厳しい。肌を守るためにアウトドアは諦め、インドアに切り替えました。

それからは上記でも書いたように、チームに入れてもらって練習してレースも楽しんでと、順調でしたけど・・・結果的に7月末で早々にレース引退となりました。

Zwiftの画面
チームメイトと走ってたレースも引退

2026年8月のCT検査で血栓が見つかり、血をサラサラにする薬を処方されました。これまでもずっと血便でしたけど、薬を飲み始めてさらに血の量が増えて。この状態で心拍上げると、余計に血が出そう・・・

医師に相談すると「別に貧血ではない。むしろ改善している」とのことで、運動の継続は許可してもらいました。レースは怖くて自主的に引退。回復のための運動で具合が悪くなったら本末転倒ですからね。

CVポート埋め込みと大腸ステント挿入|痛みは?術後はどうなる?

まだ先は長い。出来ることを続けるだけ

抗がん剤治療を続けてると、体力の低下を日々感じます。少しでも体力を維持して、抗がん剤に耐えられるようにしておきたい。もう、日々、出来ることをやっていくしかない。

抗がん剤当日も、朝乗ってから病院へ出かけます。毎回ではないですけどね。そして自宅で抗がん剤投与している間は乗らないか、乗っても控えめに。無事に抗がん剤が終わって帰宅したら、夜に少し乗る。

そんな感じでなるべく毎日、少しでもいいから運動しています。パワーはまだ6割しかありません。

やっぱり後悔はしたくないし、あきらめたくない。

出典:管理人のStravaのアクティビティ全件(2,069件・2022年3月〜2026年9月)よりデータ抽出

免責事項

この記事の著者は、医療資格を持つ専門家ではありません。

本記事の内容は、がん患者としての実体験・医療従事者への質問・国立がん研究センターの情報などを基にまとめたものです。医学的な診断や治療のアドバイスを行うものではありません。

ご自身の治療については、必ず担当医にご相談ください。

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