抗がん剤で落ちた体力を取り戻したい|歩きと自転車の記録

抗がん剤で落ちた体力を取り戻したい!と書かれたイラスト

抗がん剤治療中のリハビリ、何をどうしたらいいのか?私も「正解」はわかりませんが、自分なりに歩いたり自転車に乗ったりしています。

この記事は、そんな私の個人的なリハビリ記録です。

目次

どれくらい体力が落ちたのか

以前から自転車が好きで、日々乗っていました。オンラインのバーチャルサイクリングアプリZwiftで、世界の仲間と自転車こいで楽しんでました。

がんと診断されて入退院を繰り返し、約1年後にZwiftに復帰。漕ぐ力(パワー)はざっと半分くらいになってました。

以前は余裕だったゆっくりペースでも、心臓がバクバクして苦しい・・・。

参考までに、具合が悪くなってやめる直前と復帰1回目、そして2026年10月現在の走行データを記載しておきます。

2024年10月12日2026年4月4日2026年10月6日
距離84.5km2.6km45.2km
時間2時間29分7分1時間42分
内容ZwiftのレースZwift復帰の1本目Tour of Watopia 2026
(Zwiftのグループライド)

やめる直前、実はこの約84kmのレースで優勝してました。初心者カテゴリですけどね。復帰後は、2kmちょっとでやめてます。とんでもない衰えに言葉も出ませんでした。その後、地道なリハビリを続けたら、半年後には40km以上走れるまで回復しています。ただ、ペースはまだ入院前のレベルには戻っていません。

治療が始まってからの体力づくりの記録

抗がん剤治療を始めたのは2025年4月17日です。そこから街中を自転車で走るまでに7か月かかりました。

実は乗れないこともなかったのですが、入院中に体重が約5kg減って脚もほっそりしちゃって、

もし、

  • 走ってる途中で具合が悪くなったら、
  • 急に容体が悪化して転んだりしたら、

そんなことが気になって乗れなかったのです。帰って来れなくなったら、みんなに迷惑かけちゃうので。

なので、最初はひたすらウォーキングしてました。ご近所をウロウロするだけですけどね。平日の昼間にマスクしてサングラスして帽子かぶって日傘をさす中年男性、我ながら怪しいですねw。周りの目を気にしながら、少し遠回りしてスーパーに行ったり、みなとみらいのあたりを家族と散歩したりしてました。

その後、サイクリングを2025年11月ごろ、室内チャリのZwiftは2026年4月に再開しました。

下のグラフは2025年4月からのウォーキング、サイクリング、室内リハビリ(Zwift)の走行距離グラフです。

月ごとの距離の内訳。ウォーキング、自転車(外)、自転車(室内)
2025年4月17日〜2026年8月。月ごとの距離を、ウォーキング・自転車(外)・自転車(室内)で分けたもの

ウォーキングをした記録

遠くのスーパーに歩いて買い物に行ったり、なるべく階段で歩数を増やしたり。ウェアをバッチリ決めてのウォーキングではなく、散歩の延長のような感じで日傘さしながらゆっくり長く歩いてました。

ウォーキングの回数、時間、距離は、ガーミンのスマートウォッチで記録してました。

ウォーキングの月別 合計距離と合計時間(2025年4月〜12月) 2025年4月 6.7時間 22km、2025年5月 1.8時間 7km、2025年6月 3.1時間 7km、2025年7月 3.2時間 9km、2025年8月 18.3時間 117km、2025年9月 31.9時間 107km、2025年10月 23.2時間 95km、2025年11月 13.3時間 42km、2025年12月 3.9時間 14km ウォーキングの月別 合計距離と合計時間 合計距離(km) 合計時間(時間)004012802412036km時間4月5月6月7月8月9月10月11月12月20252025年4月距離 22km時間 6.7時間2025年5月距離 7km時間 1.8時間2025年6月距離 7km時間 3.1時間2025年7月距離 9km時間 3.2時間2025年8月距離 117km時間 18.3時間2025年9月距離 107km時間 31.9時間2025年10月距離 95km時間 23.2時間2025年11月距離 42km時間 13.3時間2025年12月距離 14km時間 3.9時間グラフにカーソルを合わせる(スマホはタップ)と、その月の数字が出ます

5月から7月は、3か月で7本です。8月に24本・117kmへ増えています。9月が30本・31.9時間でいちばん多く、自転車でのリハビリを始めた11月以降は減っていきます。

ときどきスマートウォッチの一時停止忘れてバスに乗ったり電車乗ったりしたことも、、、なので実際より距離多めです。

自転車に乗った記録(2025年11月~)

山下公園からみたみなとみらいとクロスバイク
クロスバイクでみなとみらいへサイクリング

3月に入院してから自転車に乗るまで7か月半かかりました。帰れなくなったら困るので、市内の近場を走ってました。

自転車の月別 合計距離と合計時間(2025年11月〜2026年9月) 2025年11月 19時間 89km、2025年12月 18時間 230km、2026年1月 30時間 482km、2026年2月 25時間 426km、2026年3月 25時間 319km、2026年4月 36時間 777km、2026年5月 46時間 1,205km、2026年6月 45時間 1,195km、2026年7月 35時間 959km、2026年8月 38時間 975km、2026年9月 37時間 978km。累計 354時間 7,635km 自転車の月別 合計距離と合計時間 合計距離(km) 合計時間(時間) 累計 354時間・7,635km00500201,000401,50060km時間11月12月1月2月3月4月5月6月7月8月9月202520262025年11月距離 89km時間 19時間2025年12月距離 230km時間 18時間2026年1月距離 482km時間 30時間2026年2月距離 426km時間 25時間2026年3月距離 319km時間 25時間2026年4月距離 777km時間 36時間2026年5月距離 1,205km時間 46時間2026年6月距離 1,195km時間 45時間2026年7月距離 959km時間 35時間2026年8月距離 975km時間 38時間2026年9月距離 978km時間 37時間グラフにカーソルを合わせる(スマホはタップ)と、その月の数字が出ます

パワーはかなり下がってますけど、また自転車に乗れることが何より嬉しいです。自転車は子どものころから好きなので。

外を走らなくなり、レースも引退した

2026年の4月からは、ほぼインドアのみとなっています。抗がん剤の副作用で肌が真っ黒になってきちゃった…。ウォーキングは日傘を差せたのですがチャリは厳しい。肌を守るためにインドアオンリーに切り替えました。

それからはイギリスのチームに入れてもらって練習してレースも楽しんでと、順調でしたけど・・・結果的に7月末で早々にレースは引退となりました。

Zwiftの画面
チームメイトと走ってたレースも引退

2026年8月のCT検査で血栓が見つかり、血をサラサラにする薬を処方されました。ずっと続いてる血便が、心拍を上げることで酷くなったら困る、、、。

レースは自主的に引退しました。回復のための運動で具合が悪くなったら本末転倒ですからね。

このことを医師に相談したら、「全然貧血ではない。むしろ改善している、大丈夫」とのこと。

まだ先は長い。出来ることを続けるだけ

抗がん剤治療を続けてると、以前は楽にできたことがキツかったりします。駅やマンションの階段を上がると息が弾んで、心拍がすぐに上がります。そもそも安静時の心拍数が以前より15bpmほど高くなってます。

現状を嘆いても何も変わらないので、少しでも体力を維持するために、日々、出来ることをやっていくしかない。

抗がん剤当日も、なるべく朝乗ってから病院へ出かけます。毎回ではないですけどね。そして自宅で抗がん剤投与している間は乗らないか、乗っても控えめに。そして抗がん剤が終わって帰宅したら、夜に少し乗る。

そんな感じでなるべく毎日、少しでもいいから運動しています。

出典:管理人のStravaのアクティビティ全件(2,069件・2022年3月〜2026年9月)よりデータ抽出

免責事項

この記事の著者は、医療資格を持つ専門家ではありません。

本記事の内容は、がん患者としての実体験・医療従事者への質問・国立がん研究センターの情報などを基にまとめたものです。医学的な診断や治療のアドバイスを行うものではありません。

ご自身の治療については、必ず担当医にご相談ください。

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